Visual Studio

Visual Studioのソリューションファイルのダウングレード

slnファイルのバージョンを無理やり下げようと思います。 Visual Studio 2015のC#のソリューションを編集する必要がありました。しかし、使えるPCには2013しか入っていませんでした。 2013でもビルド自体問題なさそうだったので、slnファイルを編集し、2013で編集できるようにしました。 Visual Studio 2015のslnファイルの以下を、 ```ini Microsoft Visual Studio Solution File, Format Version 12.00 # Visual Studio 14 VisualStudioVersion = 14.0.25420.1 MinimumVisualStudioVersion = 10.0.40219.1 ``` 以下のように変更すると、 ```ini Microsoft Visual Studio Solution File, Format Version 12.00 # Visual Studio 2013 VisualStudioVersion = 12.0.40629.0 MinimumVisualStudioVersion = 10.0.40219.1 ``` Visual Studio 2013で編集できました。 Format Version 12.00 は、Visual Studio 2012からなので、2010では開けません。気をつけて下さい。 ## ちなみに .NetのバージョンやC++のバージョンなどにより、エラーが発生する場合がありますので、 その時はそれぞれのプロジェクトのプロパティを編集してください。 下は、内部バージョンや.Netの対応表です。 |製品名|内部バージョン|対応.NET| |:---:|:---:|:---:| |Visual Studio 2005|8|～2.0| |Visual Studio 2008|9|～3.0| |Visual Studio 2010|10|～3.0| |Visual Studio 2012|11|～4.0| |Visual Studio 2013|12|～4.5| |Visual Studio 2015|14|～4.6| |Visual Studio 2017|15|～4.7| |Visual Studio 2019|16|～4.8| [.NET Framework のバージョン対応表](https://qiita.com/nskydiving/items/3af8bab5a0a63ccb9893) を参考にしました。 C++についてはさらに複雑です。 [コンパイラの実装状況](https://cpprefjp.github.io/implementation-status.html) を見て表にするのはあきらめました。