IronPython Visual Studio Code

IronPythonのスクリプトをVisual Studio Codeで実行する方法（旧）

IronPythonのスクリプトをVisual Studio Codeで実行する方法です。内容が少し古くなっています。 新しいバージョンの`Visual Studio Code`では、指定したバージョンのプラグインにする機能がありますので、それを使った方が簡単です。[こちら](https://waku-take-a.github.io/IronPython%25E3%2581%25AE%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%2597%25E3%2583%2588%25E3%2582%2592Visual%2520Studio%2520Code%25E3%2581%25A7%25E5%25AE%259F%25E8%25A1%258C%25E3%2581%2599%25E3%2582%258B%25E6%2596%25B9%25E6%25B3%2595.html)を参考にしてください。 (1) 拡張機能`Python プラグイン`を追加します。 バージョンによって正常動作しないことに最近気づきました。 私の環境では、`Visual Studio Code x64 1.25`と`Python プラグイン 2018.7.1`の組み合わせでIronPythonのスクリプトが実行可能なことを確認しています。しかし、`Visual Studio Code x64 1.26`以上をインストールすると、自動的にプラグインがアップデートされ正常に実行ができなくなります。原因は良くわかりません。`Visual Studio Code x64 1.26`以上をインストールしたい場合は、`Python プラグイン 0.7.0`をインストールすれば自動的にアップデートされないようです。（2018/10/13確認） 自動アップデートをオフにしてください。設定メニューで以下を設定してください。 ```json "update.channel": "none" ``` 過去のVisual Studio Codeは[こちら](https://code.visualstudio.com/updates/)の適切な日付を選択しダウンロードしてください。（1.25は、June 2018です） `Python プラグイン 2018.7.1`のインストール方法は、[こちら](https://inocop.hatenablog.com/entry/2018/03/14/135252)を参考にしました。 ```html https://ms-python.gallery.vsassets.io/_apis/public/gallery/publisher/ms-python/extension/python/2018.7.1/assetbyname/Microsoft.VisualStudio.Services.VSIXPackage ``` まず、上記URLをブラウザのURL欄に入力します。 次に、`Microsoft.VisualStudio.Services.VSIXPackage`がダウンロードされますので、`VSIXPackage`を`VSIX`に変名します。 最後に、"Visual Studio Code上で[F1] ⇒ VSIXを入力 ⇒ VSIXのインストール ⇒ 先ほどのファイルを選択"の手順でインストールできます。 (2) `.vscod`フォルダの`settings.json`の`python.pythonPath`に適切なパスを設定します。 `.vscod`フォルダが無い場合には、まず"フォルダを開く"で実行したいファイルのフォルダを開いてください。次に、"ファイル ⇒ 基本設定 ⇒ ワークスペースの設定を選択"の手順を行うことで作成されます。 ```jason { "python.linting.pylintEnabled": false, "python.pythonPath": "C:/Program Files/IronPython 2.7/ipy.exe" } ``` 私の環境（`IronPython2.7.8`）の場合の例です。以前のバージョンとはフォルダが異なる場合があるので注意してください。 (3) デバッグ ビューにおいて、歯車マークをクリックして構成を追加します。 `Python プラグイン`のバージョンを変更した場合には、すでにある`launch.json`は削除して、再度構成を追加してください。  (4) デバッグ ビューにおいて、「Current File」か「Terminal (integrated)」あたりで実行してみてください。